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                    Express5800シリーズ
                    Express5800/LB300d(N8100-1145)
                    Express5800/LB300d用 アップデートモジュール Rel 1.0
                    特定環境における注意事項
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                                                              日本電気株式会社
                                                                     2006年10月


運用に関わる重要な注意事項です。必ず以下の情報を全てご確認のうえ、アップデートの
インストールを行ってください。
　
<対象>

2005/11〜2006/6前後に出荷された初期出荷版に本アップデートを実施する場合のみ、
以下の注意事項がございます。
　
   ※初期出荷版であることは、製品添付のバックアップCD-ROMレーベル下部の
     IDで確認できます。
　
     対象ID:133-149788-407-A
　
<注意事項>
　
・コンテンツデリバリを設定したことがあるが、現状で使用していない場合
　
  現状で、コンテンツデリバリ用のユーザが残ったままとなっていないか、以下の画面
  よりご確認ください。
　
       [WbMC]-[コンテンツデリバリ機能]-[FTPアカウント設定]-[ユーザ情報]
　
  本アップデートではコンテンツデリバリ用のユーザの調整を行っています。コンテンツ
  デリバリ用のユーザが残っていた場合、アップデート適用後にコンテンツデリバリが
  動作する可能性があります。負荷分散動作にも影響を与えます。
　
  ->コンテンツデリバリを使用していない場合は、コンテンツデリバリ用のユーザを、
    本アップデート適用前に削除してください。なお、削除操作は上述の画面より
    行えます。
　
  ※現状でコンテンツデリバリが動作している状況であればそのまま本アップデートを
    ご利用いただけます。コンテンツデリバリおよび負荷分散動作に影響はありません。
　
　
　
・負荷分散グループにおいて負荷分散対象ポート番号をMulti指定している場合
　
  現状で、WbMC上でグループのポート番号が[:15000-16000]のように、先頭が [:]と表示
  されていないかご確認ください。
　
       [WbMC]-[LoadBalancer]-右上の分散グループ名
　
  上記が確認できた場合、再起動すると負荷分散サービスが正常に動作しない可能性が
  ございます。アップデート適用時に再起動は必須ですので、再起動後にWbMCから作業を
  行う必要があります。
 　
  WbMCからの作業は以下の通りです。
 　
  ->アップデート適用後（再起動した後）に、該当する分散グループの削除と再設定を
    行います。
    
    [WbMC]-[LoadBalancer]-画面左上[分散グループ名]
 　
  ※この現象はポート指定処理に起因するもので、本アップデートを適用
    することで、今後は発生しなくなります。

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