================================================================================ Express5800シリーズ Express5800/LB300a(N8100-801A) Linux OS 分散ノードモジュール(lbhost4-3.0.0-4.i386.rpm) リリースノート ================================================================================ 日本電気株式会社 2005年12月 【目次】 1.ソフトの紹介 2.対象機種 3.インストール方法 4.MD5 メッセージ・ダイジェスト情報 5.注意・制限事項 6.改版履歴 7.添付ファイル 8.商標および著作権 -------------------------------------------------------------------------------- 1.ソフトの紹介 この「Linux OS 分散ノードモジュール」は、Express5800/LB300a(N8100-801A)の 分散ノード用のアップデートモジュールです(以下「本アップデートモジュール」と いいます。) 2.対象機種 ・Express5800/LB300a(N8100-801A)の Linux OS 分散ノード 3.インストール方法 3.1 アップデートをはじめる前に 本アップデートモジュールは、LB本体が負荷分散を行っている分散ノードのうちOSが Linuxのものを対象としています。分散ノード上で動作する分散ノードモジュールの アップデートとなります。 3.2 インストール手順 以下の手順で、本アップデートモジュールのインストールを行って下さい。 ここでは例として作業用ディレクトリを/tmpとしますが、ご使用の環境に合わせて 適宜読みかえて下さい。 (1)以下のアップデートモジュールを/tmpディレクトリにダウンロードします。 lbhost4-3.0.0-4.i386.rpm (2)本装置にtelnetします。 ログイン後、「su -」コマンドでroot権限を取得します。 (3)/tmpディレクトリにて以下のコマンドを実行し、モジュールをアップデートします。 # rpm -Uvh lbhost4-3.0.0-4.i386.rpm ※コンソール上に下記のメッセージが表示された場合 「警告: /etc/ha4.d/lbhost4.conf created as /etc/ha4.d/lbhost4.conf.rpmnew」 設定ファイル"/etc/ha4.d/lbhost4.conf"を編集して運用していた場合、この 警告メッセージが表示されます。 旧設定ファイルが維持され、新設定ファイルが"lbhost4.conf.rpmnew"で作成さ れます。ネットワークインターフェース構成に変更がない場合、旧設定ファイル で動作可能です。ネットワークインターフェースに構成変更がある場合は、 "/etc/ha4.d/lbhost4.conf"ファイルにLB300aと通信する分散ノードのLANデバイ ス名を設定します。初期設定では"eth0"が設定されていますので、viなどのテキ ストエディタでLANデバイス名の部分を編集します。 LANデバイス名は、ifconfig コマンドで確認できます。 (5)システムを再起動します。 (6)後処理 /tmpディレクトリにて以下のコマンドを実行し、不要になったファイルを削除します。 # rm -f lbhost4-3.0.0-4.i386.rpm 4.MD5 メッセージ・ダイジェスト情報 リリースされるモジュールの MD5 メッセージ・ダイジェスト情報は以下の通りです。 ・lbhost4-3.0.0-4.i386.rpm b1e969c4b4b3037eb16766c83e333d34 5. 注意・制限事項 ・本アップデートモジュールのインストール手順は、「3.インストール方法」に 従って行ってください。それ以外の方法でインストールされた場合の動作は保証 いたしません。 ・InterSec/MWシリーズを分散ノードとして使用する場合、MWシリーズの内部ソフトの バージョンによっては、負荷分散機能の不具合が報告されています。 MWシリーズにおいて、負荷分散動作が正常に行えていない場合、 回避策として、 以下の操作をお願いいたします。 (1)MWのコンソール、またはtelnet/sshでログインした状態で作業を行います。 (2)以下のコマンドを実行します。 # rm -rf /opt/nec/tmp/hidden (2)システムを再起動します。 6.改版履歴 障害/強化内容 ・Linuxで動作する分散ノードにおいて、8ヶ月以上連続稼動するとCPU使用率が 「100%」と検出される不具合を改善しました。 7.添付ファイル 本アップデートモジュールには以下のファイルが含まれています。 ・lbhost4-3.0.0-4.i386.rpm 44,771byte 8.商標および著作権 本アップデートモジュールに含まれるソフトウェアの著作権は 日本電気株式会社が有しています。 ------------------------------------------------------------------------------- Copyright NEC Corporation 2005