================================================================================ Express5800シリーズ Express5800/LB300c(N8100-1018) SATA RAID 管理ソフトウェア Release 0 リリースノート ================================================================================ 日本電気株式会社 2005年1月 【目次】 1.ソフトの紹介 2.対象機種 3.インストール方法 4.MD5 メッセージ・ダイジェスト情報 5.使用方法 6.注意・制限事項 7.改版履歴 8.添付ファイル 9.商標および著作権 -------------------------------------------------------------------------------- 1.ソフトの紹介 この「LB300c N8100-1018 SATA RAID 管理ソフトウェア Release 0」は、 Express5800/LB300c N8100-1018用のSATA RAID 管理ソフトウェア Release 0です。 2.対象機種 Express5800/LB300c(N8100-1018)のうちHost RAID構成の機種 3.インストール方法 オンラインアップデートを使用して適用する方法と、オンラインアップデートを使用せ ずに適用する方法があります。 3.a オンラインアップデートを使用する方法 (1)Management Console で「パッケージ」をクリックし、[オンラインアップデート] の[アップデートモジュール一覧]ボタンをクリックします。 (2)初めてオンラインアップデートを利用する場合、あるいは公開モジュールの最新 情報を取得する場合には ソフトウェアサポートサービスのサポート契約の認証 情報の入力を行います。 (3)アップデートモジュール一覧から以下のモジュール[適用]ボタンを押します。 「SATA RAID 管理ソフトウェア Release 0」 (4)パッケージの信頼性の確認画面より、アップデートモジュール公開サイトに掲載 されているメッセージダイジェスト文字列と画面に表示されるメッセージダイ ジェスト文字列が一致することを確認してから[OK]ボタンを押します。 3.b オンラインアップデートを使用しない方法 以下の手順で、本アップデートモジュールのインストールを行ってください。 ここでは例として作業用ディレクトリを/tmpとしますが、ご使用の環境に合わせて  適宜読みかえてください。 (1)オフライン用アップデートモジュールを本装置の/tmpディレクトリにダウンロード    します。 (2)本装置にtelnetします(login名:admin)。 ログイン後、「su -」コマンドでroot権限を取得します。 # su - Password:xxxx ←初期導入FD作成時に、設定した管理者パスワードを入力する。 (3)アップデートモジュールの適用 /tmpディレクトリにて以下のコマンドを実行します。 # ./N8100-1018_ASMBE0.bin -install ※コマンドの実行は、root権限で行ってください。 コマンドを実行すると本アップデートモジュールに含まれるモジュールがインス トールされます。 ※アップデートが完了すると、システム再起動の有無を確認するメッセージが出ます     ので、すぐ実行するかそれとも後から実行するのか選択してください。 (4)後処理 /tmpディレクトリにて以下のコマンドを実行し、不要になったファイルを削除します。 # rm -f N8100-1018_ASMBE0.bin 4.MD5 メッセージ・ダイジェスト情報 リリースされる各モジュールの MD5 メッセージ・ダイジェスト情報は以下の通りです。 ・N8100-1018_ASMBE0.tgz       d3bec48d85275b8cbb8e6c58eef95c10 5.使用方法 なし 6. 注意・制限事項 6.a 共通の注意、制限事項 ・本アップデートモジュールは Host RAID 環境に対してのみ適用可能です。 Host RAID を利用していない環境では絶対に適用しないで下さい。 本機にリモートログインし、次のコマンドを実行することで Host RAID を 利用しているか判別することができます。 Host RAID 環境の場合 $ /sbin/lsmod | grep aarich aarich 388100 5 scsi_mod 112680 3 [sg aarich sd_mod] $ Host RAID 未使用環境の場合 $ /sbin/lsmod | grep aarich $ ・本アップデートモジュールのインストール手順は、「3.インストール方法」に 従って行って下さい。それ以外の方法でインストールされた場合の動作は保証 いたしません。   ・本アップデートモジュールをインストールした段階で、アラート通報の    メッセージがESMPRO/ServerManagerへの通報対象として登録されますが、    アラート通報を有効にするためには予めESMPRO/ServerAgentの設定ツール    で通報先を登録してください。   ・本アップデートモジュールをインストールした装置でHDD障害が発生しても、    ESMPRO/ServerManagerのデータビューア画面では監視出来ません。 HDD障害の監視は、ESMPRO/ServerAgentの障害通報機能でのみ報告されます。    現時点の、ESMPRO/ServerAgentの仕様となります。    ESMPRO/ServerAgent障害通報機能の設定については、ESMPROのユーザガイドを    参照してください。 7.改版履歴(改善項目) 2005/1/26 Release0 ○機能強化 SATA RAID 機能において、CPU リソースを大量消費する不具合の解消 8.添付ファイル オンライン用アップデートモジュール:N8100-1018_ASMBE0.tgz 16,787,119byte オフライン用アップデートモジュール:N8100-1018_ASMBE0.bin 16,780,436byte 9.商標および著作権 本アップデートモジュールに含まれるソフトウェアの著作権は それぞれのソフトウェアの作者が有しています。 -------------------------------------------------------- (c) 2003 Adaptec, Inc. All rights reserved. なお、日本電気株式会社で変更した部分の著作権は日本電気株式会社が有しています。 -------------------------------------------------------- Copyright NEC Corporation 2004-2005