================================================================================ Express5800シリーズ Express5800/MW300b(N8100-1014)、Express5800/MW500c(N8100-1013) MW300b N8100-1014/MW500c N8100-1013 アップデートモジュール Rel.1.0 リリースノート ================================================================================ 日本電気株式会社 2004年12月 【目次】 1.ソフトの紹介 2.対象機種 3.インストール方法 4.MD5 メッセージ・ダイジェスト情報 5.使用方法 6.注意・制限事項 7.改版履歴 8.添付ファイル 9.商標および著作権 -------------------------------------------------------------------------------- 1.ソフトの紹介 この「MW300b N8100-1014/MW500c N8100-1013 アップデートモジュール」は、 Express5800/MW300b N8100-1014用、Express5800/MW500c N8100-1013用の アップデートモジュール Rel1.0 です(以下「本アップデートモジュール」といいます)。 本アップデートモジュールには複数のパッケージが含まれています。 詳細は「7.改版履歴」を参照下さい。 2.対象機種 Express5800/MW300b(N8100-1014) Express5800/MW500c(N8100-1013) 3.インストール方法 オンラインアップデートを使用して適用する方法と、オンラインアップデートを使 用せずに適用する方法があります。 「Express5800/MW300b,MW500c(N8100-1013,1014)パッチ適用手順書」を参照し、 「アップデートモジュール Rel 1.0」を適用してください。 4.MD5 メッセージ・ダイジェスト情報 リリースされる各モジュールの MD5 メッセージ・ダイジェスト情報は以下の通りです。 ・MWN8100-10141013_UpdateModule1-0.tgz ee81d59790817ce4ed7312fc2136c012 5.使用方法 なし 6. 注意・制限事項 6.a 共通の注意、制限事項 ・本アップデートモジュールのインストール手順は、「3.インストール方法」に 従って行って下さい。それ以外の方法でインストールされた場合の動作は保証 いたしません。 6.b ロードバランスクラスタ構成での注意・制限事項 ・マスタ、スレーブの順で、すべての本装置へ適用して下さい。 ・マスタへの適用前に、マスタのManagement Consoleに接続し、 システム>ロードバランス 画面にて、ミラーリング間隔に ”NO”を設定して下さい。 ・適用前に、サービス画面の[停止]ボタンにて、各種サービスを停止して下さい。 ※TELNET、FTPサービス以外のサービスについては、再起動によりもとの起動状態に 戻ります。 ・適用後に、システムの再起動を行って下さい。 ※スレーブの再起動は、マスタが起動した状態で行って下さい。 ・すべての本装置へアップデートモジュールを適用後、システム>ロードバランス 画面にて、ミラーリング間隔を設定して下さい。 6.c フェイルオーバクラスタ構成での注意・制限事項 ・すべての本装置について稼動サーバに切り替えた状態で適用して下さい。 ・適用後に、システムの再起動をCLUSTERPROマネージャから行って下さい。 7.改版履歴(改善項目) 2004/12/28 Rel1.0 (1)セキュリティホールに対応 XFree86-4.3.0-69.EL ・Xpmライブラリの整数、スタックオーバーフローの問題に対処 XDMが設定した制限に違反する接続を許可してしまう問題に対処 [CAN-2004-0419]、[CAN-2004-0687]、[CAN-2004-0688]、 [CAN-2004-0692] に対応。 cups-libs-1.1.17-13.3.16 ・DoS攻撃とセキュリティ情報流出の問題に対処 [CAN-2004-0888]、[CAN-2004-0923] に対応。 cyrus-sasl-2.1.15-10 ・setuid, setgid 特権を持つプロセスに対する攻撃可能な問題に対処 [CAN-2004-0884] に対応。 gd-1.8.4-12.3.1 ・メモリ確保でオーバーフローする問題に対処 [CAN-2004-0941]、[CAN-2004-0990] に対応。 gdk-pixbuf-0.22.0-11.3.3 ・xpm ローダの問題を修正 BMPイメージ処理の問題に対処 XPMイメージデコーダがスタック、バッファオーバーフローする問題に対処 ICOイメージデコーダが整数オーバーフローする問題に対処 [CAN-2004-0753]、[CAN-2004-0782]、[CAN-2004-0783]、 [CAN-2004-0788] に対応。 httpd-2.0.46-44.ent mod_ssl-2.0.46-44.ent ・mod_ssl の SSLCipherSuite ディレクティブに関する問題に対処 HTTPヘッダに大量の空白文字を含めたDoS攻撃に関する問題に対処 [CAN-2004-0885]、[CAN-2004-0942] に対応。 libtiff-3.5.7-20.1 ・バッファ、整数オーバーフローに関する問題に対処 [CAN-2004-0803]、[CAN-2004-0804]、[CAN-2004-0886] に対応。 libxml2-2.5.10-7 ・複数のバッファオーバーフローの問題に対処 [CAN-2004-0110]、[CAN-2004-0989] に対応。 ruby-1.6.8-9.EL3.3 ・CGIプログラム動作時のDoS攻撃を受ける問題に対処 [CAN-2004-0983] に対応。 samba-3.0.9-1.3E.1 ・整数オーバーフローの問題に対処 [CAN-2004-1154] に対応。 wu-ftpd-2.6.1-24.1 ・巨大なファイルの大きさを不正に表示する問題に対処 [RHBA-2004:238-04] に対応。 zip-2.3-16.1 ・バッファオーバーフローの問題に対処 [CAN-2004-1010] に対応。 ※下記のパッケージは、本アップデートモジュールに含まれるパッケージに依存するものです。 本アップデートモジュールインストール時に下記のパッケージもアップデートされます。 XFree86-100dpi-fonts-4.3.0-69.EL.i386.rpm XFree86-4.3.0-69.EL.i386.rpm XFree86-75dpi-fonts-4.3.0-69.EL.i386.rpm XFree86-Mesa-libGL-4.3.0-69.EL.i386.rpm XFree86-Mesa-libGLU-4.3.0-69.EL.i386.rpm XFree86-base-fonts-4.3.0-69.EL.i386.rpm XFree86-font-utils-4.3.0-69.EL.i386.rpm XFree86-libs-4.3.0-69.EL.i386.rpm XFree86-libs-data-4.3.0-69.EL.i386.rpm XFree86-tools-4.3.0-69.EL.i386.rpm XFree86-truetype-fonts-4.3.0-69.EL.i386.rpm XFree86-twm-4.3.0-69.EL.i386.rpm XFree86-xauth-4.3.0-69.EL.i386.rpm XFree86-xfs-4.3.0-69.EL.i386.rpm cyrus-sasl-gssapi-2.1.15-10.i386.rpm cyrus-sasl-md5-2.1.15-10.i386.rpm cyrus-sasl-plain-2.1.15-10.i386.rpm libxml2-python-2.5.10-7.i386.rpm ruby-libs-1.6.8-9.EL3.3.i386.rpm samba-client-3.0.9-1.3E.1.i386.rpm samba-common-3.0.9-1.3E.1.i386.rpm 8.添付ファイル 本アップデートモジュールには以下のファイルが含まれています。 ・MailWebServer_UpdateModule.pl 2004/12/27 20:39 11047byte 本アップデートモジュールに含まれるパッケージをインストールするためのスクリプトです。 ・InstallFileList.txt 2004/12/21 16:23 1112byte スクリプトが参照するシナリオファイルです。 ・MailWebServer_UpdateRPM.tgz 2004/12/28 13:01 58959903byte パッケージの集合です。スクリプト実行時に自動的に解凍されます。 ・onlineupdate-1.000.sh 2004/12/21 14:43 98byte オンラインアップデートに使用するスクリプトです。 9.商標および著作権 本アップデートモジュールに含まれるソフトウェアの著作権は それぞれのソフトウェアの作者が有しています。 -------------------------------------------------------- Copyright (C) 1989, 1991 Free Software Foundation, Inc. Copyright (C) 1991, 1999 Free Software Foundation, Inc. Copyright (C) 1994-2003 The XFree86 Project, Inc. All Rights Reserved. Copyright (c) 1998-2003 Carnegie Mellon University. All rights reserved. Copyright (c) 2000-2003 The Apache Software Foundation. All rights reserved. Copyright (c) 1988-1997 Sam Leffler Copyright (c) 1991-1997 Silicon Graphics, Inc. Copyright (C) 1998-2002 Daniel Veillard. All Rights Reserved. Copyright (c) 1999,2000,2001 WU-FTPD Development Group. All rights reserved. Copyright (C) 1997-2003 - Samba-Team Copyright (c) 1990-1999 Info-ZIP. All rights reserved. This product includes software developed by Computing Services at Carnegie Mellon University (http://www.cmu.edu/computing/). なお、日本電気株式会社で変更した部分の著作権は日本電気株式会社が有しています。 -------------------------------------------------------- Copyright NEC Corporation 2004