================================================================================    Express5800シリーズ Express5800/MW300a(N8100-800)、Express5800/MW500a(N8100-900)、 Express5800/MW500b(N8100-902) MW300a N8100-800/MW500a N8100-900/MW500b N8100-902 アップデートモジュール Rel.1.9 リリースノート ================================================================================ 日本電気株式会社 2004年5月 【目次】 1.ソフトの紹介 2.対象機種 3.インストール方法 4.MD5 メッセージ・ダイジェスト情報 5.使用方法 6.注意・制限事項 7.改版履歴 8.添付ファイル  9.商標および著作権 -------------------------------------------------------------------------------- 1.ソフトの紹介 この「MW300a N8100-800/MW500a N8100-900/MW500b N8100-902 アップデートモジュール」は、 Express5800/MW300a N8100-800用、Express5800/MW500a N8100-900用、Express5800/MW500b N8100-902用の アップデートモジュール Rel1.9です(以下「本アップデートモジュール」といいます)。 本アップデートモジュールには複数のパッケージが含まれています。 詳細は「7.改版履歴」を参照下さい。 2.対象機種 Express5800/MW300a(N8100-800) Express5800/MW500a(N8100-900) Express5800/MW500b(N8100-902) 3.インストール方法 オンラインアップデートを使用して適用する方法と、オンラインアップデートを使 用せずに適用する方法があります。 3.a オンラインアップデートを使用する方法 「Express5800/MW300a,MW500a(N8100-800,900)パッチ適用手順書」を参照し、 「アップデートモジュール Rel 1.9」を適用してください。 3.b オンラインアップデートを使用しない方法  以下の手順で、本アップデートモジュールの解凍とインストールを行って下さい。 ここでは例として作業用ディレクトリを/tmpとしますが、ご使用の環境に合わせて 適宜読みかえて下さい。 【解凍手順】  (1)本アップデートモジュールを本装置の/tmpディレクトリにダウンロードします。 (2)本装置にtelnetします(login名:admin)。    ログイン後、suコマンドでroot権限を取得します。 (3)/tmpディレクトリにて以下のコマンドを実行し、本アップデートモジュールを解凍    します。 # tar -xzf MWN8100-800900902_UpdateModule1-9.tgz    /tmpディレクトリに以下のファイルが作成されます。    ・MailWebServer_UpdateModule.pl    ・InstallFileList.txt    ・MailWebServer_UpdateRPM.tgz    ・onlineupdate-1.9.sh 【インストール手順】  (1)サービスの停止   Management Consoleの[サービス]画面からtelnet以外のすべてのサービスを停止させます。 (2)アップデートモジュールの適用   /tmpディレクトリにて以下のコマンドを実行します。 # perl MailWebServer_UpdateModule.pl   ※コマンドの実行は、telnetからroot権限で行って下さい。    コマンドを実行すると本アップデートモジュールに含まれるパッケージがインス    トールされます。 (3)システムの再起動   システムを再起動します。  (4)サービスの起動   Management Consoleの[サービス]画面から以下のサービスを必要に応じて起動します。   ・メールサーバ(popd)   ・メールサーバ(imapd)   ・メールサーバ(mail-httpd)   ※上記のサービスはシステムを再起動しても自動的に起動されません。    サービスを起動される場合は、併せて、[サービス]画面の「OS起動時の状態」を「起動」    に変更して下さい(次回のシステム起動から自動的に起動されるようになります)。  (5)後処理   /tmpディレクトリにて以下のコマンドを実行し、不要になったファイルを削除します。 # rm MWN8100-800900902_UpdateModule1-9.tgz   # rm MailWebServer_UpdateModule.pl   # rm InstallFileList.txt   # rm MailWebServer_UpdateRPM.tgz   # rm onlineupdate-1.9.sh 4.MD5 メッセージ・ダイジェスト情報 リリースされる各モジュールの MD5 メッセージ・ダイジェスト情報は以下の通りです。 ・MWN8100-800900902_UpdateModule1-9.tgz ae258fd6b4c78d207f5b74c405c4c6b8 5.使用方法 なし 6. 注意・制限事項 6.a 共通の注意、制限事項 ・MW300a N8100-800/MW500a N8100-900 には、MW300a N8100-800/MW500a N8100-900 アップデートモジュール Rel1.0,Rel1.1,Rel1.2,Rel1.3,Rel1.4,Rel1.5,Rel1.6, Rel1.7,Rel1.8 をインストール後に本アップデートモジュールをインストール して下さい。 MW500b N8100-902 には、MW500b N8100-902 アップデートモジュール Rel1.3,Rel1.4, Rel1.5,Rel1.6,Rel1.7,Rel1.8 をインストール後に本アップデートモジュールを インストールして下さい。 ・本アップデートモジュールのインストール手順は、「3.インストール方法」に 従って行って下さい。それ以外の方法でインストールされた場合の動作は保証 いたしません。 6.b ロードバランスクラスタ構成での注意・制限事項  ・マスタ、スレーブの順で、すべての本装置へ適用して下さい。  ・マスタへの適用前に、マスタのManagement Consoleに接続し、   システム>ロードバランス 画面にて、ミラーリング間隔に ”NO”を設定して下さい。  ・適用前に、サービス画面の[停止]ボタンにて、各種サービスを停止して下さい。   ※TELNET、FTPサービス以外のサービスについては、再起動によりもとの起動状態に    戻ります。  ・適用後に、システムの再起動を行って下さい。   ※スレーブの再起動は、マスタが起動した状態で行って下さい。  ・すべての本装置へアップデートモジュールを適用後、システム>ロードバランス 画面にて、ミラーリング間隔を設定して下さい。 6.c フェイルオーバクラスタ構成での注意・制限事項 ・すべての本装置について稼動サーバに切り替えた状態で適用して下さい。 ・適用後に、システムの再起動をCLUSTERPROマネージャから行って下さい。 7.改版履歴(改善項目) 2004/5/25 Rel1.9 (1)セキュリティホールに対応 openssl-0.9.6b-35.7 ・脆弱性により、遠隔地の第三者に DoS 攻撃を受ける可能性があります。 [CAN-2003-0543]、[CAN-2003-0544] に対応。  ※下記のパッケージは、本アップデートモジュールに含まれるパッケージに依存するものです。   本アップデートモジュールインストール時に下記のパッケージもアップデートされます。 openssl-devel-0.9.6b-35.7.i386.rpm 8.添付ファイル  本アップデートモジュールには以下のファイルが含まれています。 ・MailWebServer_UpdateModule.pl 2004/5/25 19:54 10594byte   本アップデートモジュールに含まれるパッケージをインストールするためのスクリプトです。 ・InstallFileList.txt 2004/5/25 17:49 64byte   スクリプトが参照するシナリオファイルです。  ・MailWebServer_UpdateRPM.tgz 2004/5/25 17:48 2593748byte   パッケージの集合です。スクリプト実行時に自動的に解凍されます。  ・onlineupdate-1.9.sh 2004/5/25 19:54 98byte オンラインアップデートに使用するスクリプトです。 9.商標および著作権  本アップデートモジュールに含まれるソフトウェアの著作権は それぞれのソフトウェアの作者が有しています。 -------------------------------------------------------- Copyright (c) 1998-2004 The OpenSSL Project なお、日本電気株式会社で変更した部分の著作権は日本電気株式会社が有しています。 -------------------------------------------------------- Copyright NEC Corporation 2002-2004