================================================================================ Express5800シリーズ Express5800/LB300a(N8100-801A) Express5800/LB300a用 アップデートモジュール Rel 1.0 リリースノート ================================================================================ 日本電気株式会社 2004年 2月 【目次】 1.ソフトの紹介 2.対象機種 3.インストール方法 4.MD5 メッセージ・ダイジェスト情報 5.注意・制限事項 6.改版履歴 7.添付ファイル 8.商標および著作権 -------------------------------------------------------------------------------- 1.ソフトの紹介 この「Express5800/LB300a用 アップデートモジュール Rel 1.0」は、Express5800/LB3 00a(N8100-801A)用のアップデートモジュールです(以下「本アップデートモジュール」と いいます)。本アップデートモジュールには複数のパッケージが含まれています。 詳細は「6.改版履歴」を参照下さい。 2.対象機種 Express5800/LB300a(N8100-801A) 3.インストール方法 オンラインアップデートを使用して適用する方法と、オンラインアップデートを使用せ ずに適用する方法があります。 3.a オンラインアップデートを使用する方法 (1)Management Console で「パッケージ」をクリックし、[オンラインアップデート] の[アップデートモジュール一覧]ボタンをクリックします。 (2)初めてオンラインアップデートを利用する場合、あるいは公開モジュールの最新 情報を取得する場合には ソフトウェアサポートサービスのサポート契約の認証 情報の入力を行います。 (3)アップデートモジュール一覧から以下のモジュール[適用]ボタンを押します。 「Express5800/LB300a(N8100-801A) アップデートモジュール Rel 1.0」 (4)パッケージの信頼性の確認画面より、アップデートモジュール公開サイトに掲載 されているメッセージダイジェスト文字列と画面に表示されるメッセージダイ ジェスト文字列が一致することを確認してから[OK]ボタンを押します。 (5)アップデートモジュール一覧に「既存のアップデートモジュールは適用済みです。 」のメッセージ表示されたら、Management Console で「システム」をクリックし 、[システム停止/再起動]の[システム再起動]ボタンをクリックします。 ※アップデートモジュール適用時に、負荷分散サービスを停止させインストールを 実行します。負荷分散サービスを開始する為に、システムを再起動させて下さい。 3.b オンラインアップデートを使用しない方法 以下の手順で、本アップデートモジュールの解凍とインストールを行って下さい。 ここでは例として作業用ディレクトリを/tmpとしますが、ご使用の環境に合わせて 適宜読みかえて下さい。 【解凍手順】 (1)本アップデートモジュールを本装置の/tmpディレクトリにダウンロードします。 (2)本装置にtelnetします(login名:admin)。 ログイン後、「su -」コマンドでroot権限を取得します。 # su - Password:xxxx ←初期導入FD作成時に、設定した管理者パスワードを入力する。 (3)/tmpディレクトリにて以下のコマンドを実行し、本アップデートモジュールを解凍 します。 # cd /tmp # tar -xzf N8100-801_UpdateModule-1.0.tar.gz /tmpディレクトリに以下のファイルが作成されます。 ・N8100-801_UpdateModule-1.0 ←ディレクトリ ・N8100-801_UpdateModule-1.0.sh ←インストールスクリプト 【インストール手順】 (1)アップデートモジュールの適用 /tmpディレクトリにて以下のコマンドを実行します。 # ./N8100-801_UpdateModule-1.0.sh ※コマンドの実行は、root権限で行って下さい。 コマンドを実行すると本アップデートモジュールに含まれるモジュールがインス トールされます。 (2)システムの再起動 上記のインストールスクリプトは、負荷分散サービスを停止させインストールを実行 します。負荷分散サービスを開始する為に、システムを再起動させて下さい。 (3)後処理 /tmpディレクトリにて以下のコマンドを実行し、不要になったファイルを削除します。 # rm -f N8100-801_UpdateModule-1.0.tar.gz # rm -f N8100-801_UpdateModule-1.0.sh 4.MD5 メッセージ・ダイジェスト情報 リリースされるモジュールの MD5 メッセージ・ダイジェスト情報は以下の通りです。 ・N8100-801_UpdateModule-1.0.tar.gz 9930df895c9cab480bc635b5a972e563 5. 注意・制限事項 5.a 共通の注意、制限事項 ・本アップデートモジュールのインストール手順は、「3.インストール方法」に 従って行って下さい。それ以外の方法でインストールされた場合の動作は保証 いたしません。 5.b ロードバランサ冗長化構成での注意・制限事項 ・単体構成の場合、本アップデートモジュール適用するとLoadBalancer基本設定情報 が初期値に戻ります。アップデート適用前のバックアップデータでは復元できませ んので、あらかじめ設定値を控えて適用後に再設定して下さい。 ・二重化構成の場合、バックアップ、コーディネータの順で適用して下さい。コーデ ィネータ、バックアップの順で適用するとLoadBalancer基本設定情報のデータは引 き継がれず初期値に戻ります。またアップデート適用前のバックアップデータでは 復元できませんので、あらかじめ設定値を控えておくことをお勧めします。 6.改版履歴(改善項目) 2003/12/02 ・フェイルオーバ型の二重化構成にて「RS-232C」、または「LANとRS-232C」を使用し た場合に、サービスがダウンする現象の改善対応。 ・HTTPヘルスチェックにおけるタイムアウト設定項目追加。 (1) HTTPヘルスチェックのタイムアウト値 (2) HTTPレベルの無応答におけるダウン判定 ※設定方法、ならびに詳細につきましては、本アップデートモジュール適用後の オンラインヘルプを参照してください。参照場所は、Management Console の 「LoadBalancer」アイコン->「システム情報」->「設定」ボタン画面です。 7.添付ファイル 本アップデートモジュールには以下のファイルが含まれています。 N8100-801_UpdateModule-1.0.tar.gz 1043390byte 8.商標および著作権 本アップデートモジュールに含まれるソフトウェアの著作権は 日本電気株式会社が有しています。 -------------------------------------------------------- Copyright NEC Corporation 2002-2003