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                              Express5800シリーズ
           ESMPRO/Server Agent対応 Linux版 MegaMonitor Ver.3.7 SW kit
                                 リリースノート
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                                                              日本電気株式会社
                                                                     2005年5月

【目次】
  1.ソフトの紹介
  2.対象機種
  3.インストール方法
  4.使用方法
  5.注意事項
  6.特記事項
  7.改版履歴
  8.添付ファイル
  9.商標および著作権
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1.ソフトの紹介

  MegaMonitor for Linux は、N8103-73A, N8103-80, N8103-81 の MegaRAID ディスク
アレイコントローラを介してシステムに接続されているデバイスの状態を定期的に監視
します。
  MegaMonitor for Linux は、以下の機能を提供します。
    ・状態の変化のイベントログへの書き込み
    ・メール通報が有効になっている場合の root へメールによる状態の変化の通知
    ・ESMPRO/Server Manager への通報


2.対象機種

  以下の条件を満たす Express5800/100 シリーズ

  (1) 以下のインストール代行サービスの OS をインストールした機種
        ・Red Hat Linux 7.3
        ・Red Hat Enterprise Linux AS/ES 2.1
        ・Red Hat Enterprise Linux AS/ES 3
        ・Miracle Linux Standard Edition 2.1
        ・MIRACLE LINUX V3.0 - Asianux Inside

  (2) N8103-73A, N8103-80, N8103-81 の MegaRAID ディスクアレイコントローラを
      サポートした機種

3.インストール方法

  (1) 本ファイルをダウンロードし、展開します。展開後、下記のファイルが作成
      されます。
        ・lsi_v37.tgz
        ・MegaMonTbl.tgz
        ・MegaMonitorManual.pdf

  (2) DOS フォーマットされたフロッピーディスクに lsi_v37.tgz と MegaMonTbl.tgz
      のファイルを格納します。

  (3) ファイルを格納したフロッピーディスクを本体装置にセットし、マウントします。

      # mount /mnt/floppy

  (4) フロッピーディスクから MegaMonitor のファイルをコピーします。

      ex) # cp /mnt/floppy/lsi_v37.tgz /root

  (5) MegaMonitor のファイルを展開します。

      # tar -zxvf lsi_v37.tgz

  (6) ファイル展開後、インストールスクリプトを実行します。

      # ./install

      ※インストールする前に、古いバージョンの MegaMonitor が起動していない
        ことを確認して下さい。

        ex) # ps ax | grep -v grep | grep MegaCtrl

  (7) フロッピーディスクから通報テーブルのファイルをコピーします。

      ex) cp /mnt/floppy/MegaMonTbl.tgz /root

  (8) 通報テーブルのファイルを展開します。

      # tar -zxvf MegaMonTbl.tgz

  (9) ファイル展開後、インストールスクリプトを実行します。

      # ./tbl_install

  (10)フロッピーディスクをアンマウントし、取り出します。

      # umount /mnt/floppy

  (11)システムを再起動します。

      # reboot


  ※詳細については「MegaMonitor for Linux インストール・操作マニュアル」
    (MegaMonitorManual.pdf)を参照してください。


4.使用方法

  「MegaMonitor for Linux インストール・操作マニュアル」を参照してください。


5.注意事項

  (1) ESMPRO/Server Manager への通報機能を使用する場合、システムに 
      ESMPRO/Server Agent がインストールされている必要があります。


6.特記事項

  MegaMonitor はアレイコントローラに対して定期的に情報取得コマンドを発行してい
ますが、同コマンドを発行するタイミングでわずかに HDD アクセス性能が低下します。
  MegaMonitor Ver.3.7 では情報取得コマンドの発行間隔を設定可能であるため、シス
テムへの影響が大きい場合はコマンド発行間隔を変更してください。なお、デフォルト
発行間隔は約 300 秒です。

  ※詳細については「MegaMonitor for Linux インストール・操作マニュアル」を参照
    してください。


7.改版履歴

  2003/ 7/15  Ver.3.0  新規リリース
  2005/ 6/ 2  Ver.3.7  情報取得コマンド発行間隔の設定変更機能強化


8.添付ファイル

  本ファイルには以下のファイルが含まれています。

  ・lsi_v37.tgz
    MegaMonitor のインストールに必要なファイルの集合です。

  ・MegaMonTbl.tgz
    障害時の通報を行うために必要なファイルの集合です。

  ・MegaMonitorManual.pdf
    「MegaMonitor for Linux インストール・操作マニュアル」です。


9.商標および著作権

  ・MegaRAID は、LSI Logic Corporation の登録商標です。
  ・Linux は、Linus Torvalds 氏の米国およびその他の国における登録商標または
    商標です。
  ・Red Hat、RPM は、米国 Red Hat, Inc.の登録商標または商標です。
  ・Miracle Linux およびミラクル・リナックス株式会社のロゴは、MIRACLE LINUX, 
    CORPORATION の商標です。
  ・ESMPRO は日本電気株式会社の登録商標です。
  ・記載の会社名および商品名は各社の商標または登録商標です。

  本ファイルに含まれるソフトウェアの著作権は、それぞれのソフトウェアの作者が
  有しています。