Express5800/LB300cアップデートモジュール更新履歴
Express5800/LB300c(N8100-1018) 分散ノード用モジュール
 <<2007.08.1>>
    (1)Windows 版の改善項目

      ・Microsoft提供ライブラリ(pdh.dll)の不具合(メモリリーク、CPU情報取得不可)を
    回避するための処理を追加しました。

    (2)Linux版の改善項目

      ・連続運用(約8ヶ月以上)時にCPU使用率が正常に取得できない問題を改善しました。

Express5800/LB300c(N8100-1018) アップデートモジュール Rel 2.0
  6.1 アップデートモジュール Rel1.0 で対策された改善項目

   ・分散ノード固定化(クライアントIPアドレス方式)において、クライアントIPアドレス
    の範囲指定を行った場合、クライアントIPアドレスの範囲チェックを誤ってしまい、
    正しい振り分けが行えない現象が発生しているため、処理を改善しました。


  6.2 アップデートモジュール Rel2.0 で対策された改善項目

     ・ARPテーブル更新要求処理機能の強化を実施しました。
    本強化項目は下記となります。

    下記のタイミングでARP情報更新要求を送信します。
    (1)コーディネータ
     (a)電源ON時。
     (b)プロセス起動時。
     (c)バックアップコーディネータからの縮退処理実施済み応答を受信時。
     (d)バックアップコーディネータへの縮退処理要求送信時。
     (e)バックアップコーディネータを認識できなくなった時。
    (2)バックアップコーディネータ
     (a)フェイルオーバー処理実施時。

     ・SNMP Trap を利用した監視通報機能の強化を実施しました。
    本強化項目は下記となります。

    下記のタイミングでsyslogへメッセージを書き込みます。
    (1)LB関連プロセス異常/復帰(コーディネータ/バックアップ)
      LB関連プロセス異常:LBtrap(1) : IPLB daemon Process Error
      LB関連プロセス復帰:LBtrap(2) : IPLB daemon Process Recover
    (2)LB関連ファイル異常/復帰(コーディネータ/バックアップ)
      LB関連ファイル異常:LBtrap(3) : IPLB File (%1) Error
      LB関連ファイル復帰:LBtrap(4) : IPLB File (%1) Recover
      ※上記メッセージの「%1」には対象となるファイル名が表示される
    (3)フェイルオーバー発生(バックアップのみ)
      フェイルオーバー発生:LBtrap(5) : Fail Over
    (4)フェイルバック発生(コーディネータのみ)
      フェイルバック発生:LBtrap(6) : Fail Back
    (5)分散ノードダウン/復帰(コーディネータのみ)
      分散ノードダウン:LBtrap(7) : LBhost Down (Group = %1 , Node = %2)
      分散ノード復帰 :LBtrap(8) : LBhost Recover (Group = %1 , Node = %2)
      ※上記メッセージの「%1」と「%2」にはそれぞれ下記の情報が表示される
       「%1」対象となるグループ名が表示される
       「%2」対象となるノード名が表示される
    (6)バックアップダウン/復帰(コーディネータのみ)
      バックアップダウン:LBtrap(9) : Backup Coordinator Down
      バックアップ復帰 :LBtrap(10) : Backup Coordinator Recover

    上記のSyslogへ書き出されたメッセージを使って「SNMP trap」を発生させる
    方法につきましては、ESMPRO/SAのユーザーズガイド「通報設定機能(Syslog 
    イベントの設定)」を参照のうえ実施してください。
    ESMPRO/SAのユーザーズガイドにも記載されておりますが、下記の項目について
    注意願います。
     注1) イベントを追加した場合は、通報先が設定されていませんので、
       必ず設定してください。
     注2) ESMPRO/SAのコマンドを使用してイベントの登録を行う際、日本語
       (2バイトコード)の組み合わせによってはエラーとなる場合があります。

     ・分散ノードを追加した延長で、ヘルスチェック(URL)の入力を行うときの文字数
    制限を拡大しました。

     ・コンテンツデリバリ機能用アカウントを個別登録できるようにしました。

     ・レンジ指定で作成した分散グループの削除処理を改善しました。

     ・分散グループをMulti指定(例:80:12088-12091:12999-13000)で作成した場合の
    設定ファイルへの格納処理を改善しました。

     ・/etc/hostsファイルが不正になる現象を改善しました。

     ・情報採取時にManagement Consoleのセキュリティモードを変更しなくとも
       ファイルのダウンロードができるように機能改善を実施しました。

     ・メール(試行メール/通報メール)関連の処理を改善しました。

     ・Management Consoleの画面表示関連の処理を改善しました。

     ・Gratuitous ARPの発行処理を改善しました。

     ・Management ConsoleよりFQDNの変更ができるようにしました。

Express5800/LB300c(N8100-1018) アップデートモジュール Rel 1.0
  2005/4/15
  障害内容
   ・分散ノード固定化(クライアントIPアドレス方式)において、クライアントIPアドレス
    の範囲指定を行った場合、クライアントIPアドレスの範囲チェックを誤ってしまい、
    正しい振り分けが行えない現象が発生しているため、処理を改善しました。

  障害原因
     ・分散ノード固定化(クライアントIPアドレス方式)において、クライアントIPアドレス
    の範囲指定を行った場合、クライアントIPアドレスの範囲チェック処理が正しく行え
    ない不具合が発生。
LB300c N8100-1018 SATA RAID 管理ソフトウェア Release 0
  2005/1/26 Release0
    ○機能強化
        SATA RAID 機能において、CPU リソースを大量消費する不具合の解消