◆Express5800/CacheServer(Nシリーズ)アップデートモジュール更新履歴
Management ConsoleアップデートモジュールVer1.0-55
  2004.04.12  Ver1.0-55
   (1)キャッシュモジュールの修正
    ○機能強化
    ・親プロキシ選択方法(アクセス制御)の条件にsrcip(クライアントのIPアドレス)指定を追加
    ・エラーメッセージの英語対応
    ・アクセス制御の正規表現条件に「空欄」設定を追加
    ・不正なHTTPヘッダ終端を持つリクエストの認識処理を強化
    ○問題点対処
    ・サイズローテーションとタイムローテーションのタイミングが重なった場合、
       アクセスログのftp転送が失敗する場合がある問題を修正
    ・特殊なFTPアクセス時、表示の一部が不正になる現象を改善。
    ・IPアドレスとして0で始まる値を指定してWebアクセスした場合、
       正しく参照できない問題を修正

   (2)Management Consoleの修正
    ○機能強化
    ・アクセス制御の条件式の入力値チェック処理を強化
    ・ヘルプ内容を改善
    ○問題点対処
    ・アクセス制御の設定種別"browser"を適切な設定種別名"browser_regex"に変更
    ・オンラインアップデートの認証ができなかった問題に対処

   (3)セキュリティ強化
    ・OpenSSLのDoS攻撃を招く脆弱性に対処
    ・wbmchttpdのDoS攻撃を招く脆弱性に対処

  2004.02.13  Ver1.0-50
  (1)キャッシュモジュールの修正
    ○問題点対処
     ・特殊ヘッダへの対応を強化
     ・異常データ受信時の問題を修正
     ・キャッシュサーバ内のリソース不足時の問題を修正
    ○機能強化
     ・アクセスログおよびエラーメッセージの内容を改善
     ・親プロキシ障害時の処理を改善
     ・キャッシュに使用しているハードディスク異常時の自動縮退機能を追加

  (2)Management Consoleの修正
    ○機能強化
     ・アクセスログおよびエラーメッセージの内容を改善

  2003.12.18 Ver1.0-48
    ○問題点対処
      キャッシュモジュールの修正
         ・特殊なHTTPヘッダを受信した場合、タイミングにより数分間Webアクセス
           不可能となる問題の修正。
         ・特殊なFTPサーバとのコネクション異常により、タイミングにより数秒間
           Webアクセス不可能となる問題の修正。

  2003.11.7  Ver1.0-46
    ○機能強化

         ・システムログ情報強化
         ・プロセス単位での監視機能サポート
         ・Management Consoleのヘルプ内容を改善しました。
         ・ホスト名(FQDN)指定によるバイパス機能をサポートしました。

    ○問題点対処
      キャッシュモジュールの修正
         ・クライアントのリクエスト、またはWebサーバの応答の内容によって
           下記の現象が発生する問題に対処しました。
           - キャッシュサーバが再起動する
           - キャッシュサーバが無応答となる
           - セッションが切断される
         ・アクセスログに不正なIPアドレスを出力する場合がある問題に対処
         ・DNS参照処理不正により、異なるサイトを参照する場合がある
           問題に対処
Management ConsoleアップデートモジュールVer1.0-29
○機能強化
  (1)障害発生時に詳細情報をファイルに出力。これに伴い性能向上のため、
     トレースログ出力レベルを最適値(3)に変更。
  (2)Management Consoleのメモリ使用率表示処理をCacheServer専用に変更
  (3)今後romaモジュールのアップデート時SmartFilterの設定は初期化されなくなる
      (4)不要なサービスを停止

○問題点対処
  (1)ICPリクエストが正常に処理されない場合がある
     ・ICPリクエスト処理を修正
  (2)正常に画面が表示できないwebページが存在する
     ・ページが表示できるよう修正
  (3)表示期限が切れたwebページを表示してしまうことがある
     ・webページ管理処理を修正
  (4)親プロキシへの接続に失敗した時、直接webサーバへ接続に行かないことがある
     ・親プロキシ接続失敗時の処理を修正
  (5)長時間ストリーミングの再生を行うと接続が切れる場合がある
     ・ストリーミング処理を修正
  (6)Management Consoleでプロキシに関する設定が行えないことがある
     ・設定できるよう修正
  (7)オンラインアップデートに失敗することがある
     ・アップデート機能を修正

2002.6.21 Ver1.0-24
○問題点対処
  (1)WCCPの不具合を解消
     ・WCCPの不具合に関する対応
CacheServer向けESMPRO/ServerAgent及びSNMP Updateモジュール
○問題点対処
  (1)SNMP機能の脆弱性に関するアップデート
    ・SNMP機能の脆弱性に関する対応

2002.6.10 Ver1.0-23
  (1)www.apple.co.jp のサイトへアクセスするとダウンする
   ・HTTPレスポンス中に Connection: ヘッダが含まれていて、かつその値
     が空白のみの場合にサービス停止する不具合を修正

  (2)親サーバへの接続タイムアウトにより一定時間同親サーバへアクセス不可
   ・親Proxyサーバへの接続でタイムアウトが発生した場合の復帰方法を改善。

  (3)日経スーパーチャートの株価チャートが正しく表示されない
   ・HTTPリクエストに余分なデータが付加されて送られてくるため、ページが
     表示できなかった問題を修正。

  (4)WindowsXP で Windows Update ができない
   ・WindowsXP で Windows Update のページが表示されるまで非常に時間が
     かかる問題を修正。

  (5)自動回復処理を追加
   ・キャッシュエンジンの停止時に自動的に復旧する機能を追加。

2002.4.24 Ver1.0-20
○問題点対処
  (1)親プロキシの生存確認処理の見直し
   ・接続失敗時に最大30分間の接続エラーが発生しないように対応

  (2)オンラインアップデートのログ出力機能追加
   ・オンラインアップデートのファイルダウンロード時のログを
    「Management Consoleログ」から参照可能になるよう機能追加

  (3)オンラインアップデートの不正URLの発行する
   ・オンラインアップデート実行時、不適切なURLを発行していた。ただし動作上は
     問題なし

2002.3.26 Ver1.0-19
○問題点対処
  (1)連携プロキシからのICP要求処理時にCacheServerが停止する
   ・ICPリクエスト管理用のデータが枯渇した場合が未対応

  (2)FTPリクエストで接続できないFTPサーバが存在する
   ・FTPプロトコルの解析エラー

  (3)親プロキシが存在しない環境での長時間運用でCacheServerが停止する
   ・DNSキャッシュからの消去処理の不具合

  (4)HTTPSサイトへのアクセスでCacheServerが停止する
   ・HTTPS通信でタイムアウトが発生した時の処理に不具合

  (5)WbMCのタイムアウト値設定が正しく行われない
   ・WbMCのスクリプトファイルに不具合があった

  (6)eth0が存在しない環境で、Sambaのバックアップが実行できない
   ・WbMCのスクリプトファイルに不具合があった

  (7)スケジュールダウンロードのリクエストメッセージの変更
   ・HTTP/1.1形式に対応するように修正

2002.1.22 Ver1.0-14
○問題点対処
  (1)CacheServerを通してWebページを参照した時、Webページによっては
    gif画像が表示されない
   ・HTTPのレスポンスが1行しかない場合の未対応

  (2)巨大ファイルのhttpダウンロードでシステム再起動が発生する
   ・データ受信タイムアウト値が不正

  (3)プロキシ種別をReverseに設定した時、httpsでWebページを参照しようとしても
     参照できない
   ・リバースプロキシ動作の不具合

  (4)POST処理に一部動作不正
   ・POSTメソッドの不具合

  (5)WbMCのSNMP情報(プロキシ状態表示)に不正な値が表示される
   ・SNMP情報のメモリ書き込みエラー

  (6)WbMCで正確な設定を行わないとCacheServerのモジュールが起動せず、
    Cache機能が機能しない
   ・起動スクリプト不正

  (7)WbMCから任意のネットワークインターフェイスをゲートウェイデバイスに
     設定できない
   ・仕様決定時に考慮から外れていたため

  (8)WbMCのオンラインアップデートでモジュールの再アップデートを行うと、
     古いモジュールが表示されてしまう
   ・WbMCのスクリプトファイルに不具合があったため

  (9)WbMCのオンラインアップデート機能を使用した時、不正データを入力すると
     ブラウザが待ち状態のままになる
   ・socket closeが正しく行われていなかった