================================================================================ Express5800シリーズ CacheServer(Liteラック)(N8100-731) SmartFilterコントロールファイルダウンロードスクリプト アップデートモジュール リリースノート ================================================================================ 日本電気株式会社 2002年3月 【目次】 1.ソフトの紹介 2.対象機種 3.インストール方法 4.使用方法 5.注意事項 6.改版履歴 7.添付ファイル -------------------------------------------------------------------------------- 1.ソフトの紹介   「 CacheServer(Liteラック) SmartFilterコントロールファイルダウンロードスクリ  プト アップデートモジュール(以下「本ソフトウェア」といいます。)」は、  Experss5800/CacheServer(Liteラック)(N8100-731)の SmartFilterコントロールファイ  ルダウンロードスクリプトをアップデートする場合に使用します。   本ソフトウェアをインストールすることで、CacheServer(Liteラック)の  「SmartFilter3(別途、契約が必要です)」のコントロールファイルの自動更新機能  が正常に動作可能となります。   また、インストール方法[導入手順A]によるアップデートを行った場合には  CacheServer Ver2.2までの修正も行われます。  <本ソフトウェアの適用範囲>   CacheServer(Liteラック)(N8100-731)をご利用中の、    a. SmartFilter3を導入済みまたは導入予定    b. Ver.2.0または2.1を利用し、SmartFilter2を利用していない   上記のいずれかに該当するお客様は本ソフトウェアを適用する必要があります。  <CacheServerバージョンの確認方法>   Management Console管理者用トップページにてバージョンを確認できます。 2.対象機種  Express5800/CacheServer(Liteラック) (N8100-731) 3.インストール方法  以下の手順で、本ソフトウェアのインストールを行って下さい。 【インストール手順】  2通りの方法がございます。  CacheServer Ver2.0/Ver.2.1をご使用のお客様    →導入手順A  CacheServer Ver2.2をご使用中でSmartFilterを導入済み(予定)のお客様    →導入手順B   ※ CacheServer Ver2.2にてSmartFilter導入予定がないお客様は適用不要です。 <インストール時の注意事項> ・必ず、この手順書に沿って作業を行ってください。この手順以外でのアップデート  した場合は動作しない場合があります。 ・アップデート作業を中断せず、最後まで行ってください。 ・アップデート作業を行った場合、SmartFilter Ver2.0は使用できなくなります。 ・Management Consoleを起動する場合には、ブラウザとしてインターネット・エクスプ  ローラVer5.5以上をお使いください。 [導入手順A] (1) Management Console上の[システム]−「バックアップ」画面にて「プロキシサーバ   の設定ファイル」をローカルディスクにバックアップを行います。 (2) バックアップ結果の確認として、[システム]の[バックアップ]の   「プロキシサーバ設定ファイル」[編集]の[リストア]画面で、バックアップ項目に   バックアップした日付でメッセージが表示されていればバックアップ成功です。   (バックアップファイルは、アップグレード後、手動でリストアしないでください。   アップグレード時に自動的にリストアされます。) (3) 次に[パッケージ]画面の「インストール(URL指定)」のURLの欄に以下のパスを指定   します。   http://www.express.nec.co.jp/dload/appliance/wbmccache-2.2-1.noarch.rpm   指定後、「追加」ボタンをクリックします。 (4) アップデート画面が表示されたら、画面中央の「アップデート」ボタンをクリック   します。操作結果通知画面が表示されるまで、Management Consoleを操作しないで   ください。 (5) 操作結果通知画面の表示後、インストール確認として、[パッケージ]の   [パッケージ一覧]画面のApplications/Systemの欄が「wbmccache-2.2-1」に変更   されている事を確認して下さい。 (6) http://www.express.nec.co.jp/dload/appliance/squid-2.3.STABLE3NEC-2.3.i386.rpm   をダウンロードし、フロッピーディスクに格納し、CacheServerに挿入します。   ファイルサイズは 7.添付ファイル を参照してください。 (7) [パッケージ]の[パッケージ一覧画面]にてServer/Network欄の   「squid-2.3.STABLE3NEC-*.*」をクリックし、[パッケージ情報画面]が表示され   たら、画面中央下の「アンインストール」ボタンをクリックしてsquidをアンイン   ストールしてください。 (8) この作業では、初期インストール時以外のファイルが作成されている為にエラー   通知画面が表示されますが問題ありません。   エラー通知画面の表示後、「戻る」ボタンを押してください。 (9) [パッケージ]の[パッケージ一覧]画面にてServer/Network欄に   「squid-2.3.STABLE3NEC-*.*」が無いことを確認してください。   未だ表示されていたら、アンインストールが正常に終了していませんので、   もう一度(7)の作業を行ってください。 (10) [パッケージ]画面でインストールのディレクトリの欄に「/mnt/floppy」と指定   し、「参照」ボタンをクリックしてします。 (11) 「/mnt/floppy/squid-2.3.STABLE3NEC-2.3.i386.rpm」が追加されたことを確認後   「追加」ボタンをクリックしsquid-2.3.STABLE3NEC-2.3.i386.rpmのインストールを   行います。 (12) 操作結果通知画面表示後、フロッピーを抜いて[システム]画面にて   「システムの再起動」ボタンをクリックしてシステムの再起動を行います。 (13) 再起動後、[パッケージ]の[パッケージ一覧]画面のServer/Network欄に   「squid-2.3.STABLE3NEC-2.3」とApplications/System欄に「wbmccache-2.2-1」が   表示されていればアップデートは終了です。   squid-2.3.STABLE3NEC-2.3がない場合には(7)からの手順をもう一度確認して   下さい。 (14) SmartFilterの設定をされていた場合は、本ソフトウェアを適用することで設定が   クリアされますので、引き続き再設定を行ってください。   (設定個所:Management Console [プロキシ]-[SmartFilter]-[動作設定]画面) <注意>   バックアップファイルは、アップグレード後、手動でリストアしないでください。   アップグレード時に自動的にリストアされます。 [導入手順B] (1) http://www.express.nec.co.jp/dload/appliance/smart_cnv.tar.gz   をダウンロードし、フロッピーディスクに格納し、CacheServerに挿入します。   ファイルサイズは 7.添付ファイル を参照してください。 (2) CacheServerにプロキシを介さず接続できるコンピュータを用意し、   Management Consoleの[システム]の[保守用パスワード]画面で保守用アカウント   (ユーザ mainte)のパスワードを設定し、[サービス]画面にてリモートログイン(TELNET)を   起動します。 (3) ユーザ「mainte」,パスワード「(2)で設定したもの」でCacheServerに   TELNETでリモートログインしてください。     login: (mainte)     Password:(mainteのパスワード) 次に、以降の作業を行うため、rootユーザになります。   rootのパスワードは管理者用(ユーザ admin)のパスワードです。   具体的にはTELNETでリモートログイン後以下のコマンドを実行します。("$"はプロンプトを   あらわします)     $ su -     Password:(adminのパスワード) (4) smart_cnv.tar.gzをフロッピーからCacheServerの/usr2/local/bin/配下に   コピーします。具体的には以下のコマンドを実行します。     $ mount /mnt/floppy     $ cp /mnt/floppy/smart_cnv.tar.gz /usr2/local/bin/ (5) /usr2/local/binディレクトリにディレクトリを移動し、smart_cnv.tar.gzを   解凍します。具体的には以下のコマンドを実行します。     $ cd /usr2/local/bin     $ tar xvzf smart_cnv.tar.gz (6) smart_cnvに実行権限を与え実行します。具体的には以下のコマンドを実行   します。     $ chmod 544 smart_cnv     $ ./smart_cnv (7) 以下のメッセージが表示されればアップデートは正常に行われました。   他のメッセージが表示された場合は、(3) から再度手順を見直してください。     convert smart start...     convert smart ...complete. (8) 以下のコマンドを実行してフロッピーのアンマウントを行い、フロッピーを   抜いてください。なお、CacheServerの再起動は不要です。     $umount /mnt/floppy (9) 以上でアップデートは終了です。 4.使用方法 [プロキシ]画面にSmartFilter Ver3に関する設定項目が表示されます。この設定画面  にてSmartFiter Ver3に関する設定を行うことができます。詳しくはヘルプ画面を参照  してください。 5.注意事項  ・導入手順Aによりアップデートされた場合は、SmartFilterの設定は全てクリア   されます。   SmartFilterを御使用の場合は、アップデート後再度設定をお願いいたします。   手順Bでは設定が保存されます。  ・アップデート作業を行った場合、SmartFilter Ver2.0は使用できなくなります。  ・Management Consoleを起動する場合には、ブラウザとしてインターネット・   エクスプローラVer5.5以上をお使いください。  ・アップデート前に作成した「プロキシサーバ設定ファイル」のバックアップ   ファイルはリストアしないでください。正常に動作しなくなります。 6.改版履歴 2001/07/02 SmartFilter Ver.3に対応 2001/09/10 (1)プロキシ機能が動作しなくなる件に対応 (2)telnet機能対応。 (3)SmartFilterVer.3対応 7.添付ファイル squid-2.3.STABLE3NEC-2.3.i386.rpm 14年2月25日 736,800 バイト wbmccache-2.2-1.noarch.rpm 14年2月25日 406,969 バイト smart_cnv.tar.gz 14年2月25日 2,082 バイト 8.商標および著作権  本アップデートモジュールに含まれるソフトウェアの著作権は  「the Regents of the University of California」 が有しています。  なお、日本電気株式会社で変更した箇所の著作権は日本電気株式会社が有しています。 -------------------------------------------------------- Copyright NEC Corporation 2002