================================================================================             Express5800シリーズ Express5800/MailServer(N8500-624) Express5800/WebServer(N8500-625) MailServer(N8500-624)/WebServer(N8500-625)アップデートモジュール Rel1.4 リリースノート ================================================================================ 日本電気株式会社 2002年03月 第二版 2002年07月 【目次】 1.ソフトの紹介 2.対象機種 3.インストール方法 4.使用方法 5.注意・制限事項 6.改版履歴 7.添付ファイル  8.更新履歴  9.商標および著作権 -------------------------------------------------------------------------------- 1.ソフトの紹介 このアップデートモジュールは、Express5800/MailServer N8500-624用、 Express5800/WebServer N8500-625用のアップデートモジュール Rel1.4です (以下「本アップデートモジュール」といいます)。 本アップデートモジュールには複数のパッケージが含まれています。 詳細は「6.改版履歴」を参照下さい。 2.対象機種 Express5800/MailServer (N8500-624) Express5800/WebServer (N8500-625) 3.インストール方法  以下の手順で、本アップデートモジュールの解凍とインストールを行って下さい。 ここでは例として作業用ディレクトリを/tmpとしますが、ご使用の環境に合わせて 適宜読みかえて下さい。 【解凍手順】  (1)本アップデートモジュールをご使用機種の/tmpディレクトリにダウンロードします。 (2)ご使用機種にtelnetします(login名:admin)。    ログイン後、suコマンドでroot権限を取得します。 (3)/tmpディレクトリにて以下のコマンドを実行し、本アップデートモジュールを解凍    します。 # tar -xzf MailServerWebServerN8500-624625_UpdateModule.tgz    /tmpディレクトリに以下のファイルが作成されます。    ・MailWebServer_UpdateModule.pl    ・InstallFileList.txt    ・MailWebServer_UpdateRPM.tgz 【インストール手順】  (1)システム環境のバックアップ   Management Consoleの[バックアップ]画面で以下のディレクトリを   個々に指定してバックアップします。    ・/etc/httpd    ・/etc/snmp    ・/etc/ssh    ・/home/httpd    ※通常必要ありませんが、パッケージインストール失敗時に必要になりますので、     必ず行って下さい。なお、ご使用の機種がExpress5800/MailServer(N8500-624)の     場合、[/etc/httpd][/home/httpd]のバックアップの必要はありません。  (2)サービスの停止   Management Consoleの[サービス]画面からすべてのサービスを停止させます。 (3)アップデートモジュールの適用   /tmpディレクトリにて以下のコマンドを実行します。 # perl MailWebServer_UpdateModule.pl   ※コマンドの実行は、telnetからroot権限で行って下さい。    コマンドを実行すると本アップデートモジュールに含まれるパッケージがインス    トールされます。 (4)システムの再起動   システムを再起動します。  (5)後処理   /tmpディレクトリにて以下のコマンドを実行し、不要になったファイルを削除しま す。 # rm MailServerWebServerN8500-624625_UpdateModule.tgz   # rm MailWebServer_UpdateModule.pl   # rm InstallFileList.txt   # rm MailWebServer_UpdateRPM.tgz 4.使用方法 5. 注意・制限事項 ・MailServer(N8500-624)/WebServer(N8500-625)アップデートモジュール Rel1.0 〜 Rel1.3 をインストール後に本アップデートモジュールをインストールして下さい。 ・本アップデートモジュールのインストール手順は、「3.インストール方法」の   【インストール手順】に従って行って下さい。それ以外の方法でインストールされ た場合の動作は保証いたしません。  ・SNMPのコミュニティを設定されている場合は、本アップデートモジュール適用後に   再設定を行う必要があります。インストール前にManagement Consoleの[サービス]   -> [ネットワーク管理エージェント(snmpd)]画面での設定内容をご確認の上、インスト   ール後に再設定を行って下さい。なお、ESMPRO単独でご使用の場合には修正の必要は ありません。SNMPのコミュニティ設定に関して、"public 127.0.0.1 システム"の設定 は、今回のパッチに包含されているので設定不要です。 6.改版履歴(改善項目) 2002/03/19 Rel1.4 (1)セキュリティホールに対応   at-3.1.8-9.i386.rpm    ローカル・ユーザーによるroot権限奪取   apache-1.3.22-2.i386.rpm  アクセスログの改竄   ucd-snmp-4.2.3-1.i386.rpm  SNMPのサービス停止   openssh-2.9p2-7.1.i386.rpm ローカル・ユーザーによるroot権限奪取   php-3.0.18-9jaJP.i386.rpm  buffer overflowによるroot権限奪取                PHPの設定情報取得  ※下記のパッケージは、本アップデートモジュールに含まれるパッケージに依存するものです。   本アップデートモジュールインストール時に下記のパッケージもインストールされます。    apache-manual-1.3.22-2.i386.rpm apache-devel-1.3.22-2.i386.rpm    mod_ssl-2.8.5-2.i386.rpm    popt-1.5-15.i386.rpm    rpm-3.0.6-15.i386.rpm openldap-libs-2.0.23-1.i386.rpm cyrus-sasl-1.5.24-15.i386.rpm php-manual-3.0.18-9jaJP.i386.rpm php-ldap-3.0.18-9jaJP.i386.rpm    openssh-server-2.9p2-7.1.i386.rpm    ucd-snmp-devel-4.2.3-1.i386.rpm    ucd-snmp-utils-4.2.3-1.i386.rpm  ※ご使用の機種がExpress5800/MailServer(N8500-624)の場合、下記のパッケージは   インストールされませんが問題ありません。    apache-1.3.22-2.i386.rpm    apache-manual-1.3.22-2.i386.rpm apache-devel-1.3.22-2.i386.rpm    mod_ssl-2.8.5-2.i386.rpm openldap-libs-2.0.23-1.i386.rpm cyrus-sasl-1.5.24-15.i386.rpm php-3.0.18-9jaJP.i386.rpm php-manual-3.0.18-9jaJP.i386.rpm php-ldap-3.0.18-9jaJP.i386.rpm (2)機能強化    ・openssh-2.9p2-7.1より、セキュアシェル(SSH)のSSH2に対応しました。 7.添付ファイル  本アップデートモジュールには以下のファイルが含まれています。 ・MailWebServer_UpdateModule.pl 2002/03/19 15462byte   本アップデートモジュールに含まれるパッケージをインストールするためのスクリプトです。 ・InstallFileList.txt 2002/03/19 479byte   スクリプトが参照するシナリオファイルです。  ・MailWebServer_UpdateRPM.tgz 2002/03/19 6529107byte   パッケージの集合です。スクリプト実行時に自動的に解凍されます。 8.更新履歴 2002/03 初版 2002/07 第二版 5. 注意・制限事項に追記 9.商標および著作権  本アップデートモジュールに含まれるソフトウェアの著作権は 「Free Software Foundation, Inc.」 が有しています。 -------------------------------------------------------- Copyright (C) 1989, 1991 Free Software Foundation, Inc. なお、日本電気株式会社で変更した部分の著作権は日本電気株式会社が有しています。 -------------------------------------------------------- Copyright NEC Corporation 2002