================================================================================ Express5800シリーズ SNMP対策パッチ対応 Linux版ESMPRO/ServerAgent Updateモジュール リリースノート ================================================================================ 日本電気株式会社 2002年3月 【目次】 1.ソフトの紹介 2.対象機種 3.インストール方法 4.添付ファイル -------------------------------------------------------------------------------- 1.ソフトの紹介 本Updateモジュールは、SNMP対策パッチ適用環境で、Linux版ESMPRO/ServerAgentを 動作させるLinux版ESMPRO/ServerAgentのUpdateモジュールです。 2.対象機種 以下のOSがインストールされたExpress5800シリーズで、Linux版ESMPRO/ServerAgentが サポートしている機種 ・Red Hat Linux 7.1 ・Red Hat Linux 6.2J改訂版 ・MIRACLE LINUX Standard Edition 1.1 ・MIRACLE LINUX Standard Edition 1.0 ・TurboLinux Server6.5 ・TurboLinux Server6.1 以下のOSがインストールされたExpress5800シリーズでは、本Updateモジュールの 適用は不要です。 ディストリビュータで提供されているSNMP対策パッチを適用してください。 ・Red Hat Linux 7.2 ・MIRACLE LINUX Standard Edition 2.0 3.インストール方法 3-1.事前準備 Linux版ESMPRO/ServerAgentのUpdateモジュールを適用する前に、ディストリビュータで 提供されているSNMP対策パッチを必ず適用してください。 1. SNMP対策パッチの適用 1. rootでloginします。 2. 各ディストリビュータのWebサイトからダウンロードしたSNMP対策パッチを 適用してください。 適用時には「--force --nodeps」オプションをつけてください。 <注意事項> SNMP対策パッチを適用するとSNMP環境設定ファイルが初期化されます。 SNMP環境設定ファイルに対してお客様が独自の修正をされている場合は、 事前にSNMP環境設定ファイルのバックアップをとり、SNMP対策パッチ適用後、 独自に修正した内容を復元することをお勧めします。 3-2.Updateモジュールのダウンロード UpdateESMsnmp.tgzをハードディスクの適当な場所にダウンロードします。 ファイル名 サイズ ------------------------------- UpdateESMsnmp.tgz 8,568 3-3.Updateモジュールの解凍 tarコマンドで解凍します。 > tar -zxvf UpdateESMsnmp.tgz 解凍すると、カレントディレクトリ配下にUpdateESMsnmpというディレクトリが作成され その配下に解凍されます。 3-4.インストール手順 Linux版ESMPRO/ServerAgentのUpdateモジュールの適用方法について説明します。 上記で解凍したモジュールを使用し、以下の手順に従ってインストールを行って下さい。 1. SNMP環境設定ファイルの修正 Linux版ESMPRO/ServerAgentを利用するためには、SNMP環境設定ファイルに以下の 修正を行う必要があります。 1. コミュニティの権利を設定してください。 通常、SNMP環境設定ファイルは、/etc/snmp/snmpd.confですが、お使いの環境に よって異なる場合がありますのでご注意願います。 以下のとおりview、および、accessパラメータを設定してください。 各設定内容の詳細につきましては、SNMPのオンラインヘルプを参照してください。 #### # Third, create a view for us to let the group have rights to: # name incl/excl subtree mask(optional) view all included .1 80 #### # Finally, grant the group read-only access to the systemview view. # group context sec.model sec.level prefix read write notif access notConfigGroup "" any noauth exact all all none 2. 拡張エージェントへのパスを設定してください。 以下の3行をSNMP環境設定ファイルの最後に追加してください。 dlmod ntpass /opt/nec/esmpro_sa/lib/ntpass.so ntpass .1.3.6.1.4.1.119.2.2.4.4 ntpass .1.3.6.1.2.1.10.7 2. Linux版ESMPRO/ServerAgentのUpdateモジュール適用 1. UpdateESMsnmpに移動します。 >cd UpdateESMsnmp 2. UpdateESMを実行して、必要なモジュールをコピーします。 >./UpdateESM 3. MakeSymbolLinkを実行して、必要なリンクを設定します。 >./MakeSymbolLink 4. ESMRestartを実行して、snmpd、および、Linux版ESMPRO/ServerAgent関連サービス が起動し、Linux版ESMPRO/ServerAgentが利用可能になります。 >./ESMRestart 以上でUpdateモジュールのインストールは完了です。 4.添付ファイル collectsa.sh 02/02/27 18:11 3,299Byte ntpass.so 02/02/28 11:05 14,821Byte ESMRestart 02/02/28 19:16 1,143Byte ESMamvmain 02/02/28 18:12 370Byte MakeSymbolLink 02/02/28 19:26 801Byte UpdateESM 02/02/28 18:26 1,318Byte 以上