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> ラックサーバオンボード(RHEL8.2) |
※ | 表中の記号の意味については、![]() |
※ | 本ページには、各OSで利用可能な最新のドライババージョンを掲載しています。旧版のStarter Packに収録されているドライバのバージョンについては、「Starter Pack / ドライババージョン対応表」を参照してください。 |
RHEL8.2 Errataカーネル (4.18.0-193.6.3.el8_2以降) を利用する場合は設定が必要です。
また、システムの構成によっては、Starter Packを適用する前にqedeドライバの手動インストールが必要になる場合もあります。
以下の [手動インストール手順] および [設定手順] を参照して必要な手順を実施してください。
ドライバ名 | RHEL8.2 カーネルバージョン |
|
---|---|---|
4.18.0-193.el8 〜 4.18.0-193.1.2.el8_2 |
4.18.0-193.6.3.el8_2 〜 4.18.0-193.28.1.el8_2 |
|
qede | ■ |
■ |
以下のいずれかのカーネルがインストールされていない状態でStarter Packを適用すると、デプロイエラーが発生し、Starter Packの適用が失敗します。
該当する場合は、Starter Packを適用する前に以下のコマンドでqedeドライバをインストールしてください。本RPMパッケージは、Starter Pack Version S8.10-009.01 のpackagesディレクトリに格納されています。
# rpm -Uvh --nodeps kmod-qlgc-fastlinq-8.55.5.0-1.rhel8u2.x86_64.rpm
本設定は手動インストールの要否によらず必要です。本設定を行わないと、RHEL8.2 Errataカーネル (4.18.0-193.6.3.el8_2以降) で起動する際にqedeドライバがロードできず、当該LANポートがOS上で認識されない状態になります。そのため、RHEL8.2 Errataカーネル (4.18.0-193.6.3.el8_2以降) で起動する前に本設定を実施することを推奨します。
※ | 一時的にLANポートが認識されない状態になりますが、RHEL8.2 Errataカーネル (4.18.0-193.6.3.el8_2以降) で起動後に設定を行うことも可能です。 |
※ | 本手順は、RHEL8.2 Errataカーネル (4.18.0-193.6.3.el8_2) を例に説明します。他のカーネルを使用する場合は読み替えてください。 |
# rpm -q kernel
[表示例]
kernel-4.18.0-193.6.3.el8_2.x86_64
# rpm -q kmod-qlgc-fastlinq
kmod-qlgc-fastlinq-8.55.5.0-1.rhel8u2.x86_64
# rpm -Uvh kmod-qlgc-fastlinq-8.55.5.0-1.rhel8u2.x86_64.rpm
# mkdir /lib/modules/4.18.0-193.6.3.el8_2.x86_64/weak-updates/qlgc-fastlinq*1
# ln -sf /lib/modules/4.18.0-193.el8.x86_64/extra/qlgc-fastlinq/* /lib/modules/4.18.0-193.6.3.el8_2.x86_64/weak-updates/qlgc-fastlinq/
*1:すでにディレクトリが存在する場合は本コマンドは不要です。
# depmod -aF /boot/System.map-4.18.0-193.6.3.el8_2.x86_64 4.18.0-193.6.3.el8_2.x86_64
# dracut -f /boot/initramfs-4.18.0-193.6.3.el8_2.x86_64.img 4.18.0-193.6.3.el8_2.x86_64
※ 実際の環境のカーネルバージョンに読み替えてください。
※ 既存のinitramfsイメージファイルはバックアップすることを推奨します。
# reboot
# cat /sys/module/qede/version
[表示例]
8.55.5.0